広島県尾道市西久保町にある久保八幡神社は、貞観年間(859年~877年)に創建されたと伝えられています。この神社は、第15代天皇・応神天皇が即位22年に淡路・播磨・小豆島を経て、尾道に巡幸された際に、海辺に玉子に似たひかり輝く石を見たと伝えられています。この石を見た後、亀の形をした小さな丘で休息したとされ、里人たちが祠を建てて聖地として崇敬したと伝えられています。
境内には尾道の石工が彫り上げた「軍配灯籠」と呼ばれる軍配が彫られた灯籠や狛犬、そして江戸時代の横綱陣幕久五郎の手形が入った石碑などが点在しています。また、境内と参道が国道2号線とJR山陽本線によって分断されており、社殿がある北側の境内と線路の南側に神門(随身門)と参道の鳥居があります。
この神社では、1月には「とんど祭」、秋には「わんぱく相撲大会」が開催されています。境内には二対の石造り灯籠もあり、境内を線路と国道が横切る独特の様子が見られます。
広島県尾道市西久保町2-1