広島県福山市沼隈町大字中山南にある光林寺は、浄土真宗寺院です。この寺院は、当初山田(現福山市熊野町)甲谷にありましたが、室町時代に日蓮宗に改宗されました。現在の光林寺は、浄土真宗本願寺派に属し、本尊は阿弥陀如来です。
光林寺は、歴史的に重要な寺院であり、現在の建物は1654年に建立されたと考えられます。寺院の本堂は、桁行13.72m、梁間12.85mの入母屋造で、当時の建築様式を残しています。
光林寺は、地域の歴史文化資源として大切にされており、木造阿弥陀如来立像は快慶の最晩年の作として重要文化財に指定されています。寺院の歴史は、空信法師が式下郡伴堂村(現三宅町)に開いた道場を起源としており、現在地に移ったのは天文11年(1542年)です。
広島県福山市沼隈町大字中山南459