広島県福山市東村町にある持光寺は、浄土宗の寺院です。この寺院は、平安時代(1153年)に描かれた仏画「絹本著色普賢延命像」を所蔵しており、この仏画は国宝に指定されています。寺院のシンボル的な存在である山門は、竜宮造りの石門で全国的に珍しいものです。
また、持光寺は「あじさい寺」とも呼ばれており、梅雨の季節にはあじさいが咲き誇ります。寺院内では、自分で粘土を握って仏を作る「にぎり仏」の体験もできます。この「にぎり仏」は、寺の窯で焼いて後日送られてくるため、訪問者が自宅でその仏を楽しむことができます。
持光寺は「尾道七佛めぐり」のひとつに数えられており、歴史的・文化的に重要な寺院です。訪問者は、寺院の歴史や文化を感じながら、様々な体験を楽しむことができます。
広島県福山市東村町2338