広島県福山市熊野町にある常国寺は、日蓮宗の寺院です。山号は広昌山と呼ばれ、文明年間(1469年~1487年)に開基されたと伝えられています。特に天正4年(1576年)には、室町幕府が危機に瀕する時期に注目を集めた寺院でもあります。
常国寺は、当時沼隈半島一帯を領有していた渡辺兼(山田渡辺氏)が父長門守の菩提を弔うために創建した菩提寺です。京都本法寺の末寺として、文明18年(1486年)に正式に建立されました。
この寺院は、歴史的に重要な文化財でもあります。特に、常国寺唐門は広島県の文化財に指定されています。常国寺は、歴史的価値が高い寺院であり、訪れる価値のあるスポットです。
広島県福山市熊野町