馬乗観音堂は広島県福山市山野町大字山野にある歴史ある観音堂です。この寺院は1041年に建立された十一面千手観音を祭ることで知られており、標高500メートルの馬乗山の頂上に位置しています。ここからは瀬戸内海と四国連峰が眺望できます。
馬乗観音堂は子授け、子宝、受験、健康、競馬など多くの目的で参拝に来られる方が多いです。特に子授けについては、馬頭観音が子宝を授けるという伝承があり、多くの女性が子宝を祈願するために訪れます。また、競馬関係者も馬頭観音の加護を祈願するために訪れることがあります。
馬乗観音堂は歴史的に重要な場所でもあり、950年以上の歴史を持っています。寺院内には歴代の首相が参拝した際に贈られた額も飾られており、歴史を感じさせる荘厳な雰囲気があります。願いの叶った際には大きな提灯が飾られる慣わしがあり、多くの提灯が下げられています。また、75メートル下から汲み上げている湧き水もご利益があるといわれており、多くの参拝者が訪れます。
広島県福山市山野町大字山野2815