広島県広島市中区大手町にある宗教法人西向寺は、浄土真宗の寺院です。この寺院は、原爆ドームの目の前に位置し、戦後の都市計画により境内地が狭まり、現在は5階建てのビルになっています。寺院の歴史は、原爆により一家全滅の門信徒が続出し、約千基の墓石のうち約700基が無縁仏になったということです。
寺院の外観は、まるでオフィスビルのようで、最初は寺院と気付かない程です。建物前には寺号碑が、境内には鐘楼と親鸞聖人像が立ち、寺院の様子を伝えています。寺院の周辺には、原爆ドーム前駅や紙屋町西駅が近くにあり、徒歩で容易にアクセスできます。
宗教法人西向寺は、歴史的・文化的な価値が高い寺院であり、広島市中区の中心部に位置しています。寺院の様子は、戦争の悲劇を伝えるものであり、現在でも多くの人々が訪れています。
広島県広島市中区大手町1丁目6-18