広島県生活と健康を守る会連合会は、低所得者を中心とする地域住民が生活と健康、権利の保障を自治体に要求し、人間らしく生きる権利・生存権の保障を確立するために運動する地域組織の連合会です。この組織は、県内15の会が連合し、社会福祉制度の学習と日常的な生活相談を行っています。生活相談では、高齢・障碍者世帯向けの広島市「あんしん電話」制度の活用から、経済的な困難や生活保護の相談、税金の滞納問題など、くらしにかかわる相談を受け付けている。
この組織は、会員の声から取り組みを実現するために活動しています。会員の会費と新聞購読代で活動を支え、県内各地でさまざまな取り組みを実施しています。例えば、「共同墓」などの取り組みを行っており、会員世帯が利用できる墓所を運営しています。また、定期的に自治体との交渉やレクリエーション、食事会などの企画を実施して、要求の実現に努力しています。
連合会は、各地の会の取り組みを県内で交流し、情報交換を行い、会のない地域での会づくりなどの役割を担っています。また、広島県との社会福祉制度改善のための交渉も定期的に行っています。この組織は、地域住民の生活と健康を守るために積極的に活動しています。