松浦宣秀は広島県呉市蒲刈町大浦にあるスポットで、考古学の研究者であり、蒲刈物産顧問でもある人物です。彼は1982年に蒲刈町南端にある沖浦海岸で遺跡分布調査を行っていた際に、古墳時代の製塩土器を発見し、これが「藻塩の会」の設立のきっかけとなりました。
松浦宣秀は「藻塩の会」の前代表でもあり、1988年には蒲刈町文化財保護委員長に就任しています。彼は古代の製塩法「藻塩焼き」を研究し、10年余りの歳月をかけてその製法を確立しました。この製法は、海水に浸したホンダワラを乾燥させる工程を繰り返して塩分濃度を高めた「かん水」を作り、土器で煮詰めて塩を採るというものです。
松浦宣秀の研究は、全国の考古学関係者や塩づくりの権威者からも認められ、古代の塩づくりシンポジウムで発表されました。彼の研究成果は「海人の藻塩」という製品に結晶化され、現在でも広島県呉市蒲刈町でその伝統が継承されています。
広島県呉市蒲刈町大浦972-2