広島県呉市中央にある「だるま」というスポットは、達磨大師を模した日本の置物として広く親しまれている縁起物です。達磨大師はインドから中国へ仏教を伝えた僧侶であり、坐禅姿を模したこの置物は、手足がなく顔が大きい特徴を持っています。
このだるまは、江戸時代以降に中国から日本の長崎にある黄檗宗寺院に持ち込まれた起き上がり小法師が元になっています。日本では赤色を基調とした塗装が一般的で、火や血の色である赤は古来から魔除けの効果があると信じられています。現在では、白目のまま販売され、祈願のため左目に黒目を書き入れ、成就すると右にも黒目を入れる「目入れだるま」の風習が続いています。
呉市の「だるま」は、地域の文化や伝統を反映したもので、市民の生活や祝い事に欠かせない存在です。特に新年になると、願掛けや縁起物として多くの場所で売られています。地域の魅力の一つとして、呉市の「だるま」は、訪れる人々に日本の伝統と文化を伝える役割を果たしています。
広島県呉市中央3丁目14 蔵本通り