広島県呉市広本町にある花かんざしは、季節の花をモチーフとした伝統的な髪飾りです。この髪飾りは奈良時代から日本女性の髪を彩ってきました。特に京都の花街では舞妓が身に着けるものとして有名で、祇園祭などの特別な行事にはそれにあわせたデザインの花かんざしが作られます。
花かんざしは左右にさすものとひとつだけさすものがあり、現在は「勝山」と「かんざし」の2種類に大別されています。舞妓が新たにデビューするときには「われしのぶ」と呼ばれる髪型に「勝山」と「かんざし」をつけます。
この髪飾りは「造花式」と「つまみ式」の二種類の作り方があり、「つまみ式」では羽二重を用いて細工を施します。花の種類によってつまみ細工の大きさが決まり、作り方には「姫糊」と呼ばれる糊を使用します。
広島県呉市広本町1-1-38