真言宗萬願寺は広島県呉市宮原に位置する真言宗寺院です。この寺院は三登山の中腹にあり、呉湾を一望することができます。特に夜間は24mの五重の塔がライトアップされ、遠くからも目立ちます。
萬願寺は慶長元年(1596年)に水野重政によって再興された古刹で、呉市屈指の歴史的価値が高い寺院です。御本尊は夜なき観音、又は焼のこりの観音と呼ばれ、250年前に盗難に遭ったことがあります。
この寺院は、台北四國八十八所靈場の一つでもあり、真言宗の信仰の中心的な施設です。また、寺院の周囲には自然の景観もあり、訪れる人々に心の平安を提供しています。
広島県呉市宮原7丁目13-5