川原厳栄堂は広島県廿日市市宮島口に位置する、創業110年の歴史ある宮島焼の窯元です。この施設は広島県伝統的工芸品に指定されており、宮島焼の御用窯として知られています。店内には約50種類の宮島焼が展示販売されており、茶碗や花器、急須など様々な品が揃っています。
川原厳栄堂の特徴の一つは、宮島の砂を粘土に混ぜて焼くことによる独特の風合いと色合いです。この技術は「神砂焼」や「御砂焼」とも呼ばれ、厳島神社の砂を使用することで旅の安全のお守りとした慣習に由来しています。
この施設は、宮島観光の記念にぴったりのスポットです。絵付け体験も行われており、自分だけのオリジナル湯呑や器を作ることができます。川原厳栄堂は、広島県の伝統工芸品を体験するための優れた場所です。
広島県廿日市市宮島口1-5-15