広島拘置所は、法務省矯正局の広島矯正管区に属する拘置所です。所在地は広島県広島市中区上八丁堀二番地6号にあります。この拘置所は、全国に8箇所ある拘置所のひとつで、通称「広拘」と呼ばれています。
現在の施設は1970年に全面改築されたもので、外堀に描かれた壁画が広島市の観光スポットとなっています。この壁画は、広島城築城400年を記念して広島市が企画し、画家の入野忠芳によって制作されたものです。壁画は高さ2m・長さ190mにわたって描かれており、1808年頃の広島の地図や当時の生活習慣を描いています。
広島拘置所は、死刑場があり、死刑判決が確定した者が収監されています。施設は、総務部、処遇部、医務課の3部門から構成されており、所長の下に運営されています。収容分類級に基づいて、392名の収容者を収監しています。
広島県広島市中区上八丁堀2-6