広島県広島市中区東白島町にある広島逓信病院旧外来棟被爆資料室は、1935年に建設された病院の旧外来棟を利用した資料館です。この建物は、当初は逓信省営繕課の設計で、山田守が手掛けた初の病院建築として知られています。山田は、当時は表現主義的なデザインを志向していたが、1929年から1930年の欧米視察でモダニズム建築に触れ、作風が変化していく過程にありました。
この旧外来棟は、広島城にも近い官公庁エリアに位置し、戦前期のモダニズム建築として貴重な存在です。もとは丁字の平面プランであったが、後に一部解体され板状となった。1995年に保存工事を受け、現在は資料館となっています。
この資料館は、広島市に寄贈された後、2018年7月以降に広島市が運営を開始しました。被爆資料室として、無料で公開されており、広島市が残る数少ない医療機関としての役割を果たした歴史を学ぶことができます。
広島県広島市中区東白島町19-16