広島県広島市中区東白島町にある一銭洋食は、広島電鉄白島電停から徒歩2分の距離にある小さな洋食店です。この店は、店主さんとお母さんの2名体制で運営されており、外観はビル1階にあり、ライトグレーの耐火タイル貼りと橙色の防水布の庇が特徴的です。
一銭洋食のルーツは、京都の祗園で大正から昭和の初めころに始まった粉もの焼き「壹錢洋食」にあります。この元祖の「壹錢洋食」は、駄菓子屋のおばさんたちが小麦粉を鉄板で焼き、刻んだおネギなどを乗せてソースをかけて販売していたもので、おやつとして一銭で販売されていたため「一銭洋食」と呼ばれました。
広島の「一銭洋食」は、この伝統的な「壹錢洋食」の精神を受け継ぎ、店主さんとお母さんの2名体制で運営されています。店の外観はシンプルながら、内装は温かみのある雰囲気を保っており、店主が作るお好み焼きは、地元の小学生たちから大人まで広く愛されています。
広島県広島市中区東白島町19-83