常光寺は広島県広島市中区寺町にある浄土真宗寺院です。この寺院は奈良時代の初め、聖武天皇の勅願で行基菩薩が創建したと伝えられています。平安時代中期には、白河法皇が本尊・地蔵菩薩の霊験あらたであることを聞こし召されました。
寺院の主要な施設として、八尾地蔵があります。この地蔵は河内音頭発祥の地でもあり、元は庫裏の玄関前に祀られていたが、今は水子地蔵として水子堂に祀られています。総高153cm、像高105cmの花崗岩で造られた地蔵立像です。
常光寺では、毎年四月に八尾地蔵お練供養、八月に山門施餓鬼会、十二月に大晦日除夜の鐘などの催事が行われます。これらの催事は、地蔵菩薩の霊験や寺院の歴史を偲び、信仰深めるための行事です。
広島県広島市中区寺町5-5