広島県広島市中区胡町にある「ピアノ」というスポットは、公共の場所に設置されたストリートピアノです。このピアノは、誰でも自由に演奏ができるよう設計されており、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。特に、地域住民が自主的にイベントを開催することもあり、ストリートピアノを活用して地域のつながりを深めることができます。
このピアノは、昭和42年製のグランドピアノで、もともとは「純音楽茶房ムシカ」で使われていたものです。現在は、紙屋町シャレオの賑わいの創出と、市民や来訪者が気軽に音楽を楽しみ、まちのいたるところで音楽が流れる「音楽のあふれるまちづくり」の実現を目指すために設置されています。
このストリートピアノは、地域の音楽活動にも貢献しています。例えば、2019年にはNHKで「駅ピアノ」「空港ピアノ」「街角ピアノ」という番組名で、世界各地の空港や鉄道駅や街角にあるストリートピアノを放送する番組が放送されています。また、地域の音楽家や学生がこのピアノを使用して演奏会を開催することもあります。
広島県広島市中区胡町2-10