広島県広島市中区薬研堀にある七味は、焼き鳥店として知られています。この店は、七味唐辛子を販売しており、江戸時代から続く日本の伝統的な香辛料を提供しています。七味唐辛子は、漢方薬を基に生薬を組み合わせて作られており、薬効が期待されていたため、寺社の門前で販売されることが多く見られました。
七味唐辛子は、南米アマゾン河流域が原産地とされ、中南米では古くから食用とされていました。コロンブスが持ち帰り、ヨーロッパに広められた後、南蛮船が東洋にもたらしたとされています。日本には、1592年、秀吉の朝鮮出兵時に種子がもたらされたとされる説があります。
現在、七味は、広島市中区薬研堀に店を構えており、焼き鳥店としての営業を行っています。店名の「七味」は、七味唐辛子を販売する店の名称として知られており、江戸時代から続く伝統的な香辛料を提供しています。